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放浪の翼

2015年2月17日

寒さの底は過ぎたのか少し暖かな日。薄曇り、気温6度。長野市の市街地を車で走行中、レンジャク類の飛翔が視野に入ったので追跡。ほどなくして、20羽ほどのヒレンジャクを発見した。この群れは何かを食べるわけでもなく、ゆっくりとした速度で電線や人家のアンテナに止まったり飛んだりしながら北西方向に移動していた。先回りをして観察。

電線から飛び立った個体は、上昇して降下する行動を繰り返している。遠くに移動するでもなく、虫を捕っているようでもない。胸を上に反らせて体をかなり縦にする。そして降下する。紙飛行機みたいだ。何羽もこのような行動をしていたけれど、ディスプレイなのだろうか。立ち寄っただけの彼らが残していった課題。

その近くの畑では、ヒヨドリが13羽で地上に降りて葉物野菜を食べている。さらに、植栽のレッドロビンに巻きついたヘクソカズラの実を食べている小群もいた。