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しっとりとした初夏の花

2015年5月4日

三重県の山間部。スズメ、ツバメ、イワツバメ、イソヒヨドリの調査で集落を駆け回る。くもり、気温17度。スズメは今回もゼロ。それ以外の3種は微増という感じ。

ガクウツギ、モチツツジ、ノアザミの花が咲いている。ノダフジは咲き始め。あと、種名のわからない草本2種を撮影したので後日調べる予定。どこに行ってもオオルリとメジロのさえずりが聞こえる。サシバもいた。当地には水田はないので、いわゆる「山サシバ」かな。サンショウクイのさえずりを聞いたけど、亜種リュウキュウサンショウクイとは違うみたい。

ケヤキの下でリュイスアシナガオトシブミの揺籃を見つけた。もうこの時季か。ニホンザルがモウソウチクのタケノコを持って斜面を駆け登る。水場で鳴いているのはモリアオガエルだろうか。セッコクの花は甘い香りがした。

実家にはイソヒヨドリとツバメの巣があり、それぞれ抱卵中だった。ツバメの巣にイソヒヨドリが近づくと、ツバメが激しくモビングをする。補食者として認識しているようだ。

恒久の時間、悩みは適度にあったほうがいい。忘れるために、忘れたふりをするために。終わりが近づくと、それは薄れるのかな。

 

モチツツジの花