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夏をどう過ごすか

2015年7月25日

戸隠に出掛ける、晴れ。キハダがミカン科であることを知る。シキンカラマツの花が美しい。ニワトコの実の色が鮮やかで美事だ。タチアザミの花も咲いている。

湿地からノジコのさえずりが聞こえた。時期的に鳥のさえずりはかなり少ない。晩夏を思わせる風が吹き、短い夏が終わる感じがする。

「文化として」、「古くから」、「歴史的に」。そんな言葉の力に惑わされないように。その時間が数十年、数百年程度だったということもある。思い込み、決めつけ、憧れ。人のなかにある、これらさまざまな想いを、地質学的な時間のスケールで捉えるとどうだろうか。だからといって、それを手放すかどうかは別の問題。

 

シキンカラマツ