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外れ気味の感触

2016年1月19日

山梨県南部。雪の後の晴天。畑のなかに高さ5mほどのマグワが生えていて、そこに胸高直径10cmぐらいのツルウメモドキが巻きついていた。ツルウメモドキには大量の実がなっている。きょうはこれを1日眺めることにした。

2羽のツグミがさっそくツルウメモドキの実を食べている。そこにヒヨドリが飛来。ヒヨドリは最大3羽になって実を食べる。このほか、ジョウビタキとモズがたまに来て、少しついばむ。あとはこれの繰り返しだった。朝から夕方まで、常に誰かがツルウメモドキ(またはマグワ)に止まっていた。その下には、ほかで食べた木の実がフンとして落ちている。こうして、さまざまな種子が散布されているのだろう。もちろん、このツルウメモドキの実も運ばれる。