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動けるように、軽く

2016年10月4日

東信の山にホシガラスの調査に行く。晴れ、気温12度。カラマツの紅葉が始まり、ナナカマドの多くはもう落葉していた。きょうは、気がすむまで亜高山帯を歩こうと思う。

シラタマノキの実はほぼなくなり、クロマメノキの実のほうが残っている。ゴヨウマツの球果はほとんど裂開していない。それでもホシガラスの貯食行動が見られるのは、枝についた球果をつついて種子を取り出しているからだ。キツネのフンに、野ネズミの歯が入っていた。

聞き慣れない声が聞こえ、草むらからキジが飛び出した。標高2000m以上の場所にキジがいるとは。マイヅルソウの実の色が美しい。いま、わかっていることを書き留め、結びつけ、記録に残していく作業。調査地には、なるべく多く行ったほうが良い。いいところ・悪いところが見えてくるから。

kiji201610