Skip to content

日照時間の制約

2017年1月2日

朝、イワツバメのコロニーで越冬期の行動を観察する。まるで繁殖期の早朝のような騒がしさ。巣をめぐる激しい攻防。川ではヤマセミがよく飛んでいた。

砂浜に移動し、シギチを探して1時間ほど歩く。晴れて風も弱く穏やか。ミユビシギ、シロチドリ、セグロカモメ、ユリカモメなどがいたが、標識個体は見つからなかった。

遠方の海上にスズガモの群れが帯状に浮いている。あとは、ホオジロガモがぱらぱらいる程度。セグロカモメがコアジサシのように海に飛び込んでいる。ムクドリの警戒声に振り向くと、オオタカの幼鳥が滑翔していた。ムクドリは雌雄と思われる2羽で行動しているものもいる。やはり鳥の社会を司るのは、気温よりも日照時間なのだろう。

自分に向けられた線。それを確認する年始め。あれもこれもと盛り込んだ、今年の予定を立てる。早く形にしたいテーマもあるし、もう少しデータを取りたいものもある。その一方で、新たに始めるべき事柄も迫って来る。あぁ、イワツバメを見て、生きていきたい。それと、源流釣り。kawarahiwa201701