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初春の候

2017年3月18日

三重県南部に出かけた。晴れ、気温は14度ほどあるけど思ったよりも風が冷たい。ツバメがけっこう飛んでいると想像していたのに、夕方、さえずりを聞いただけだった。イワツバメの姿も見られない。ルリタテハが飛ぶ。

冬枯れのアシ原を歩く。レンゲとホトケノザの花が咲いている。ヒクイナとカシラダカのさえずりが聞こえた。タヒバリの艶っぽい声、オオジュリンは地鳴きのみの確認。下草が刈り取られた場所に、ホオジロ類やヒヨドリが猛禽類に食べられた痕がある。このほかに、キジかなと思った茶色の体羽は、尾羽が残っていてヤマシギと判明。

外から見ていて楽しいことはたくさんある。見ているだけでいい事象は多いが、面白いと思ったものには内側に切り込んで行きたい。内側から見るのは楽ではないだろうけど。