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いつもの続きを

2018年5月5日

3月末の遠征のときに行けなかった、三重県南部の渓に入る。登山道と水際を50分ほど歩き、竿を出す。水温は11度。オオルリとキセキレイのさえずり、上空にはクマタカ。ガクウツギとモチツツジの花が咲いている。

プールが所々にあり、良い感じの小さな淵も多い。魚は大型ではないものの、ポイントごとで釣れる。今回は数を釣りたいわけではないので、大物を狙おう。鉤をがまかつに変え、深場を攻める。途中、小さなゴルジュがあり、右岸から高巻きをした。が、70分もかかり、泳げばよかったと後悔。

崖を下り、再び釣り上がる。8寸のアマゴが最大だった。久しぶりに10cm以上のタカハヤを見た。ヤマグルマとヤマウツボの花。サツキの花はまだ咲いていない。シャクナゲ類は葉裏を確認するのを忘れてしまった。アナグマが開けた斜面を歩いて行く。

きょうは、のべ4kmしか歩いていないが、帰路は高低差300mのピークを越える必要があった。300m登り、すぐに300m下る。岩場が多く、積もった落ち葉が滑って歩きにくい。道も踏み跡程度しかなく、地形図を見ながら慎重に進む。川沿いを通ったほうが早かったかも。日帰りでは入り口しか釣れないので、今度は泊まりで来よう。