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移ろう 流れ

2019年6月13日

今年も、いつもの峠道でカンボクの花が咲いていた。マタタビの葉が白くなっている。6月1日から16日までに、富士見町内で何種類の鳥が見られるのかを記録している。町内を回っていると、2つ3つと嬉しい拾い物があった。こうした、足元の出来事に気づける、解像度を高める出会いは嬉しい。フクロウ類を探しに行ったいくつかの神社とお寺の林では、モモンガがいそうだと思った。今度はそういう目で見てみよう。こんな関心の広がりかた、関わりかたが楽しい。受動的なようで、でも自ら手にしている感があって。

農地にコチドリがいたのだけど、近くのソーラーパネルの設置されているところでやっていそう。なんか複雑な思いがするけれど、それはそれとてこれが現状なわけで。ホオアカ、アオジ、ノジコは継続して繁殖分布を追いたいと思う。やはり繁殖期は、ノビタキはいないようだ。カイツブリとノスリの巣を見つける。

白日の刻は煙のように流れていく。過ぎたものはまた来年。目先の楽しみでなんとかやり繰りをし、紛らわせるしかない。