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導きかたの違い

2019年6月23日

山梨県南部で繁殖分布調査。じめっとした梅雨らしい天気。クマノミズキ、クリ、ムラサキシキブ、アカメガシワの花が咲いている。ネムノキの花もそろそろだ。ケンポナシが生えていたのは意外だった。普段は目にしないアラカシがある温暖な気候。カラムシの群落が点在する。オオルリがジュウイチの鳴き真似をしていた。

キハダが実をつけていたので、熟したら見に来よう。若いオニグルミの実をかじっているのはニホンリスか。ツバメの幼鳥が地面で泥をくわえている。その横では、成鳥が巣材に使う泥を取っていた。幼鳥のその後を追跡できなかったのが悔やまれる。

これが最適解かどうかの検討は続くも、現状を変えられる手立てはない。足掻いた跡を残して、消して。陽動に翻弄され。それでも外に行くと拾うものは多い。なるべくなら涼しい場所で、風の通る場所で。