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崩れた紋

2019年9月29日

瑞牆山の帰り、昨年釣りに行った場所の北側の沢に寄った。標高1470m、水温は14度。水辺には釣り人と思われる足跡があった。今年最後となる釣行になるだろうから、とにかくやってみよう。流れは良さそうだ。最後の堰堤を過ぎたところから竿を出す。

ポイントを慎重に叩きながら詰めて行く。緩やかな流れからイワナが1尾上がる。模様はちょっと変わっていて、この支流のかなり下流で昨年見たものと同じだ。やや崩れた紋様。先週入った南東の渓のイワナとはけっこう違う。そろそろ引き返そうかと思った場所で良型が走る。さらに釣り上がることに。この後は魚影はあるものの、毛鉤を追わない。スレているのか、時期の問題か。コメツガやアズマシャクナゲのある山岳渓流の景観が見事だ。こんな場所はどこまでも遡行したいが、日没が近づいてきたので納竿。