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色にひかれて行ったものの

2020年7月21日

今年は入るつもりはなかったのだけど、橋を渡ったときに見えた川の色に心を打たれ、急遽。水量が多く、透明度がとても高い。大きな岩がゴロゴロした渓相で、大場所が続く。漁協によると、放流もしているとか。

林道を6kmほど進む。夕立をやり過ごすため、30分ほど待機。その間、仕掛けを変える。長めのラインに、重めの鉤。標高776m、水温14度。ヒグラシとカジカガエルが鳴いている。アスナロとシロモジが生えていて良い。

空間の広い河川敷を釣り上がる。良場で1尾目がかかった。アマゴだった。その奥のたまりで魚影が見え、アマゴとイワナがいた。イワナを狙って上げる。ほぼ“黒イワナ”だ。さらに進むと、ちらほらと魚影がある。岩の陰から、放流と思われるイワナを抜き、竿をしまう。ここから先はもういいや。渓は美しく、渓魚はいるものの、ここには居場所はない。でも支流には興味があるので、機会があればそこに入ろう。