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不在の年の動態か

2022年2月22日

気温が低くて寒いのは良いとして、雪が全然溶けないので、山に出掛ける気になれない。10日ほど前から、庭に来る鳥を眺めたり、車で行ける場所のヤドリギ類を回ったりしている。トラツグミは昨シーズンにいたところの近くで見かけた。同じ個体がどうかはわからないけれど、越冬地はあまり変えないように思う。そのほうが適応度は高くなりそうだから。足環を使った調査から、繁殖鳥では同じような場所に戻って来るものがいることが確認されている。

庭に来るヒヨドリのフンを見ると、ヤドリギ、ホザキヤドリギ、キハダなどの種子が入っていた。雪の上に落ちているので見つけやすい。今シーズンはレンジャク類がいないので、ヒヨドリはヤドリギ類の実をよく食べているようだ。レンジャク類よりも定住性が強いと思われるヒヨドリは、このような年はいろんな場所にヤドリギ類の種子をばらまくことになるだろう。なぜこんな場所にヤドリギ類が生えているのかと思うことがあるけれど、もしかしたら、これらはレンジャク類が不在の年のヒヨドリやツグミなどによる種子散布に由来するものなのかもしれない。因果関係はわからないものの、庭のフンからヤドリギ類の動態が推測できるのは楽しい。

庭木のウメモドキの枝にも、ヤドリギ類の種子がついていた。昨年、ゴヨウマツの枝についたヤドリギの種子は枯れてしまったが、ウメモドキではどうだろうか。