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6月の空の色

2012年6月9日

NPO法人自然環境アカデミーの仕事で、東京都あきる野市の小学生と商店街のツバメ(とその巣)を観察する。少し雨が降っていた。ツバメの巣はドロで作られている。なので、巣が雨に濡れるのはよくないはず。雨の日に観察すると、ツバメがどういう場所に営巣するのかという理由のひとつがわかる気がする。
商店街を1kmほど歩き、ツバメの巣のあった場所を記録した。ヒナのいる巣はなかったけれど、抱卵中と思われる巣が7個あった。巣は一様に分布しているわけではない。巣の多いところ、少ないところの特徴は何か。野外で生きものを見て、その現象の仕組みを調べる楽しさに年齢は関係ない。と思っています。
夕方、静岡県側の富士山に移動。その途中、立ち寄った山中湖村でノジコの巣立ちビナを発見。本州中部で見られるホオジロ類の巣立ちビナのなかでも、ノジコはよく鳴くほうだと思う。だから、見つけられたわけだけど。
きょう、梅雨入りしたと聞いた。そう言われると、このくもり空も美しく見える。これが6月の空の色だから。