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岸辺

2013年8月3日

夕方、多摩川の中流域でツバメの動きを観察する。ねぐらを探すため。キクイモの花が咲いていた。季節は待ってくれない。背後の林からは途切れることのないアブラゼミの声。河川敷でセッカのさえずり。夕暮れが迫る。

川岸から水面を見ていると、小魚がライズしていた。誰だろう。19時ころ、30頭ほどのアブラコウモリが川の上を飛ぶ。アオサギ、ダイサギが無言で下流へ。数羽のツバメも下流に向かっているが大きな群れは来ない。アブラコウモリの群れが目視しづらくなる暗さに帰る。アレチマツヨイグサが点々と咲いていた。

帰りに街のなかを自転車で走っているとき、ミツカドコオロギの声を聞く。市街地でも少しの草地、ちょっとした植え込みから直翅類の声がする。これからが楽しみ。