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むしのこえ

2013年8月12日

東京都八王子市。晴れ。まだ里山の環境が残っている場所に行く。連日の酷暑。でも立秋を過ぎたからこっちのものだ。林からクマゼミの声が聞こえた。ここで発生した個体だろうか。アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミも鳴いている。その後、植林地でヒグラシの声を聞いた。セミ類6種を確認。

池にはオオシオカラトンボ。その近くの林でオナガサナエ。林内でキツネノカミソリの花を観察。色と形が美しい。蚊にたかられながらでも見る価値がある。道路の近くにコアシナガバチの巣があった。10頭ほどの成虫が巣に止まっている。林と草地の境界部分で、ササキリの幼虫を発見。

午後、ふたたびコアシナガバチの巣を見に行くと、ヒメスズメバチが1頭いて、蛹と思われる個体をくわえていた。巣に止まってモグモグしている。反撃するコアシナガバチはいない。こんなことがあるんだぁと思ったのだけど、帰ってから図鑑で、ヒメスズメバチはアシナガバチ類の巣を襲うことを知る。

夜、エンマコオロギとカネタタキの声を聞いた。ミツカドコオロギとツヅレサセコオロギはもう少し前から鳴いている。最近、直翅類に興味があります。

 

オナガサナエ