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照葉樹の多い複雑系

2015年11月28〜29日

三重県南部。晴れ、気温13度。農道の草刈りがされなくなった。休耕田のアシを刈っていく人もいない。ホオジロ類が少ないな。ここでの調査は今年で5年目。サネカズラ、イヌビワ、ハマナツメの実がなっている。毎年同じだ。今期もオオセッカを観察できた。

ヒメアマツバメの群れのなかにイワツバメを複数見つけた。写真で確認すると、風切羽の換羽は終わっているように見える。これらは、越冬組だろう。林縁でカニクサを見つけて嬉しくなる。

薄暗い林内でクロコノマチョウがひらひらと飛ぶ。アシ原からカヤクグリの地鳴き。ウズラが足元から飛び出して驚く。これが2回。日没が近づくと、水辺でクイナとヒクイナが合唱をしていた。