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奥行きのあるこころ

2015年12月9日

長野県松本市、晴れ。朝から夕方まで、集落のカキノキ(渋柿)に来る鳥を観察する。ハシブトガラス、エナガ、ヒヨドリ、ツグミ、アオゲラの5種が実を食べていた。エナガは立ち寄ったときに少しついばむ程度。ツグミとヒヨドリは枝に止まると、本格的に食べ始める。ハシブトガラスとアオゲラは遠慮がち。鳥が食べていた実は、少しは甘いのかな。コゲラとジョウビタキもカキノキに来たが、実を食べるところは見られなかった。終日、鳥の声が絶えない。今回、実を食べに来た鳥のなかで、種子散布に貢献するのはハシブトガラスだけだろうな。マグワの枝で、クワコのまゆが揺れていた。