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茶きり

2022年1月31日

朝の気温はマイナス9度。ホオジロがさえずっていた。今シーズンはまだ、イスカとレンジャク類を見ていない。

庭先の薪棚に乗っている、針葉樹の種子が1つ目についた。直感的にツガだろうと思ったが、調べるとモミのようだった。今度、親木を探しに行こう。夕方、白岩岳を見る。今年も山頂のハイマツを見に行きたい。

先日、美術関係の人と話をしているとき、鳥や哺乳類、昆虫用の巣箱のことで盛り上がった。このようなときに“知識の厚み”を考える。異分野の人との会話が、自分の専門分野を深めることに繋がる。逆に、生き物好きの人との会話は、“知識の幅”を広げることに帰結する。両方いるのだけど、ここ数年は厚みが増すことのほうが楽しくて好きだ。幅を広げるのは重要なことだけど、結局は枠から大きく出ることは少ない。安易な着地点に収まりがち。飛躍の見通しが持てるのは、いつも意識の外からの刺激である。