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砂浜の水鳥

2012年11月21日

午後、三重県T市の砂浜で水鳥を見る。快晴、気温15度。海岸林にセンダンの木があって、その実を食べにムクドリが集まっていた。けれども、彼らは実を飲み込もうとするものの、落としてばかりで飲み込む瞬間は見られなかった。残念。実と口のサイズが合っていない気がするけど…。

砂浜には貝殻が多い。きれいな貝殻を拾って歩くのも楽しそう。漂着物も見ていくが、めぼしいものはなかった。カモメ類はユリカモメとセグロカモメのみ。夏はたくさんいたウミネコが1羽もいない。どこに行ったのか。海上にはスズガモが浮いているけど、冬ほど多くはない。シギチは、シロチドリ、ハマシギ、ミユビシギの3種類だけ。ユリカモメとシギチは標識調査の足環がついている可能性がある。すべての個体の足を確認したけれど、標識個体はいなかった。

ふだんは山の鳥ばかり見ているので、たまにこうして潮風に吹かれるのも良い。開けた場所、群れでいるものたち。姿がよく見えるし、大きいし。いろんな環境の鳥たちが持っている空気感に触れる旅を、日常生活の延長のなかで続けていけたらと思う。

 

http://i1242.photobucket.com/albums/gg523/Nishi0721/miyubishigi1.jpg

波打ち際のミユビシギの群れ