2012年11月25日
新潟県上越市の池を廻って水鳥観察。快晴、気温8度。風は冷たい。遠くの高い山は、昨夜降ったと思われる雪で白く輝いている。A池にはすでに500羽ほどの亜種オオヒシクイ(ヒシクイの亜種)が浮いていた。初めて見る鳥。開けた水面に響く、騒がしい声が心地良い。南のほうから群れが池に飛来。降下するとき、バタバタと乾いた音を立てる。タオルを上下に振ったときのような音だ。池に降りた個体は逆立ち採食をしていた。オオヒシクイは1000羽まで数えてやめる。マガンも飛んで来て、600羽まで数えた。ハクガンが1羽。カモ類はマガモが多く、次いでオナガガモ。少し離れたところにカンムリカイツブリがいた。ヒシの実が欲しい。
オジロワシが近づくとカモ類は一斉に飛ぶ。でもまた、すぐに着水。これの繰り返し。オオタカとミサゴが近くを通過して行った。水田地帯を走っていると、10羽ほどのオオハクチョウを発見。東北地方みたいだ。移動中に小さな牧場でダチョウに見入る。僕が見たダチョウ(1個体)は、翼下面に羽が生えていなかった。
海岸の堤防の上で昼食を済ませ、砂浜に繰り出す。が、見たいものはいなかった。落ち葉が大量に打ち上げられている。漁港にも寄るがダメ。で、カラス類に切り替え。日没直前に、ねぐらに向かうミヤマガラスを見つけた。もっと明るい時間帯に観察したいので、また次回。S川河口のカモ類も気になるし、農耕地の鳥もじっくり見たいな。
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亜種オオヒシクイ。すぐ後ろはマガン。