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常緑樹の誘い

2013年12月28日

三重県南部で“久しぶりに”鳥を見る。晴れ、気温5度。意外と風が冷たい。なぜかアシ原にホオジロ類がほとんどいない。ミサゴが7羽、上空を食物を探しながらずっと飛んでいる。ノスリがハマナツメに止まっていた。虹彩が黄色い。オオタカを追いかけるハシボソガラス。セッカが足元から飛び立ち、少し先の草むらに消えて行く。ヒヨドリがアカメガシワの実を食べる。ミサゴが複数で飛んでいるとき、「ピュン、ピュン」と聞こえるかわいらしい小さな声を出していた。

木の実を探して林縁を歩く。ハゼノキは、なかなか思い描いた紅葉に出会えない。クチナシの実をいくつか見つけた。来年は花を見に来たいな。ビワの花はそろそろ終わり。落葉広葉樹の葉が落ち、常緑樹が目につく時期になった。

夕方、クイナの声が聞こえ始める時間帯、コミミズクの出現に期待する。が、出てくれない。ハヤブサが通過。16:35、アシ原の上を低く、ハイタカが飛ぶ。ねぐらをとりに来たタヒバリを追いかける。イワツバメは見られなかった。川からは終日、アオサギとダイサギの悲鳴に近い叫び声が聞こえた。何が起こっているのだろう。

クチナシの実