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初夏の夜の香り

2014年5月11日

昼間に暖められた空気が夕方まで残り、長野市もやっと初夏の香りになった。18時過ぎ、Sa川のK橋に出掛ける。先月、アブラコウモリではないコウモリ類を見かけたのでその観察のため。晴れ、気温20度。家を出ると、向かいの人家からスズメの巣内ビナの声が聞こえた。

モモの花は終わり、山の力強い新緑が鮮やかな景観を織りなす。K橋のアーチの部分にムクドリが営巣していて、ヒナに食物を運んでいた。夕闇が迫っているのに、続々と巣に飛来しては飛び立つ。

18:55、例のコウモリ類が飛び始めた。最初は川の比較的高いところにいたが、徐々に橋に近づいてくる。翼を広げたときの大きさは、コムクドリぐらいに見える。飛びかたはアマツバメ類のようだ。最大5頭を確認。何というコウモリだろう? 19:02にはほとんどいなくなり、アブラコウモリが30頭以上飛び交う。下流に向かうカルガモとコガモの声。