2015年5月1日
長野県松本市、快晴。4月に仕事で何回か通った場所で、オオヤマザクラの花を見つけた。普段は立ち寄って観察できないので、休日に出掛けることに。ついでに、河川にかかる橋の下に作られたイワツバメのコロニーを見ていく。
オオヤマザクラの花は、桃色の濃淡にバリエーションがあって美しい。時期的には少し遅い感じだけど、標高の高い場所ではまだ咲いていた。イワツバメは巣を補修している段階だ。飛び交う群れを見ながら、あれをこうしてと計画を練る時間が楽しい。イワツバメを見ているときが一番心が躍る。わずかに雪の残る山の斜面の新緑が美事だ。
与えられた時間のなかで、納得のいくことを成すために、“その先”について慎重に思いを巡らす。縋れるものを探す。しかし、救いはないかもしれない。だから決して、乗り物の“この次”のことを考えてはいけない。
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