2015年7月8日
夕方、中信でツバメのねぐらを探す。果樹園の上空をアマツバメとハリオアマツバメが飛翔。ねぐらに向かうであろうツバメを見つけ、それを追い掛ける。オオヨシキリのさえずりが聞こえる。夕闇の迫る農耕地、双眼鏡であやしそうな場所を見渡す。また移動してツバメを探索。時折、飛翔個体を見失うものの、なんとか日没前に突き止めた。トウモロコシ畑がねぐらになっていた。最初にねぐらに向かうツバメを見た地点から、直線距離で2.5kmの場所だった。
ねぐらは一度見つけてしまうと、つぎからはそこで待っていれば、ねぐら入りの様子をよく観察できる。なぜ、ここをねぐらに選んだのだろう。よく似た環境は周辺にたくさんあるのに。どこから集まって来るのだろう。トウモロコシの背丈が低いときは、どこをねぐらにしていたのだろう。いろんな疑問が湧くけれど、これに答えるのは難しい。そして大きなねぐらは、集まっているツバメの個体数を数えるのもまた、簡単ではない。
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