2016年3月10日
山梨県南部、くもり。気温は10度を切っていて寒い。イワツバメ16羽を観察する。その群れのなかに数羽のヒメアマツバメを認めた。キセキレイのさえずりを聞く。ウグイスはもう上手にさえずっていた。人家の近くでモモの花を見る。
キブシとダンコウバイの花が咲いていた。ノイバラは展葉していて、コウヤボウキの冬芽がほころびそう。トキリマメの実はまだ残っている。標高250mほどの混交林でヒガラがさえずる。アオゲラの声がよく聞こえ、イカルが上空を通過する。ジョウビタキはそろそろ見納めかな。
春先は、樹木の黄色い花が咲くのを心待ちにするとき。毎年の確認事項なのだけど、とくに春の花との出会いは嬉しいものだ。白い花びらが地面に落ちていた。ウメかと思い見上げると、チョウジザクラだった。