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春の渓の空気

2018年3月17日

ノイバラの葉は展開し、スイカズラの葉の緑色が強くなってきた。河川敷を飛ぶ2羽のツバメを確認。カエル類の産卵状況が気になる時季。

山梨県東部の渓に釣りに行く。照葉樹の葉が太陽を受けて光り、久しぶりにテイカカズラを見る。谷あいの人家のウメの花弁が散って風に舞う。キブシ、ダンコウバイ、フサザクラの花が咲いていた。ミソサザイがさえずり、ビロードツリアブとテングチョウが活動している。崖を見上げるとアセビの花。

本流は捨て、支流に入る。真新しい先行者の足跡を追い、竿を振る。水温は6.2度。あたりも魚影もない渓を500mほど進んで引き返した。ここは内側に入れそうな渓相だ。夏にまた来よう。