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雪の山の3日目

2018年3月25日

東信のホシガラスの生息地へ。亜高山帯に差し掛かると、さっそくホシガラスが2羽出現する。が、求めていたものは見られない。コガラ、ゴジュウカラ、ヒガラのさえずりを聞きながら歩く。エルタテハが飛ぶ。

雪の溶けた場所にある謎のネズミ類のトンネル。標高2100m地点にホオジロがいた。南向きの斜面は風のない穏やかな空間で、気温は低いものの陽だまりになっている。遠方を眺めながらホシガラスを探すものの見つからない。

失敗をしないと考えないもので、連続する失敗には、わずかな成功に縛られない自由さがある。心地よさの閾値、さじ加減。繰り返すのがつまらなく、ひどく疲弊するから担い手を探す。