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覚え書きの束

2018年6月23日

峡東の端へ行く、くもり。クリの花は終盤で、ニワウルシはもう結実していた。フタリシズカだけがよく目立つ林床は、姿が見えなくてもニホンジカの摂食圧の強さを示している。渓にかかるクマシデの果穂が風で揺れる。

思い出のY峠に続く道。ヤマブドウとサルナシの花が咲いていた。疑問に答えるのは苦手で難しいけれど、応えることはできる。でも、答えようとする行為、具現化は自分を知ることに繋がる。語られない事象、認識の作られかたについて考える。