Skip to content

南に背を向けて

2019年11月4日

NJR方向に降下する富士山北麓のホシガラス。飛んで行く先が気になる。どこで何を採っているのか。地図で飛翔方向を確認し、そこに向かう。標高1285m。この時期でもこんなに下まで来ているのか。上から降りて来た個体は、針葉樹林に消えていく。ということは、狙いはゴヨウマツの種子だろう。双眼鏡の視野に登りと下りが交差する。種子の残っている範囲はそれほど広くはないだろうから、ホシガラスが集まっているのかもしれない。

成り行きで、NGOの山麓を一周するも展望はない。ここは樹上から探したほうが良い。こんな溶岩帯の縁に、炭焼き窯の跡があった。このあたりの広葉樹の樹形は、そういうことか。ヤマナラシの紅葉は、クロモジやダンコウバイのそれのように美しい。クロツバラの実を見る。