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“見る” から観察へ

2020年1月26日

SNGSに入る。昨年末に見た鳥影が気になるのと、この沢の水がなくなるところまで詰めておきたい。渓魚はいない。ヤマガラのさえずりが聞こえた。ヤドリギ類の下には、ヒレンジャクのものと思われるフンが落ちている。湿地が多くて歩きにくい。最初の堰堤から660mで2つ目の堰堤があった。ここで目的の鳥が飛ぶ。この後は550mほど追跡した。あの羽音とこの空間か、という手応え。見つけて・見られたが、撮影はおろか観察もできなかった。だが、近づけないわけではない。1.3kmほどで道路に出た。

ルリビタキの地鳴きが聞こえる。林内を走るニホンジカの群れ。カラマツに猛禽類の古巣。リスの巣もけっこうある。林道にイカルが食べられた跡があった。雪上にノウサギの足跡があったのだけど、ここの冬毛は何色だろう。ふとズボンを見ると、マダニが3体ついていたので急いで落とす。寒さのためか、マダニの動きは遅い。長靴を脱ぐと、なかにも3体いた。