2020年9月5日
八ヶ岳南麓へ。木登り用の装備を持って行くので、ザックの重さは10kgほど。標高1380mでアブラゼミ、1530mでミンミゼミの声を聞いた。全体的に鳥類と昆虫の声が少なく、静かだ。ノコンギクとシラヤマギク、ハナイカリが咲いている。イボタヒョウタンボクの実が朱色だ。
チョウセンゴヨウは1540mから生育している。1660mで古い球果が落ちていた。地上の球果から発芽しているものもあるが、これらは年内には枯れてしまうようだ。1630mでメボソムシクイのさえずりを聞く。八ヶ岳・南アルプス個体群のさえずりパターンだった。
標高1760m地点ではすでにチョウセンゴヨウの球果はなかった。一応、木に登って確認するが見つからない。遅すぎたのだ。昨年は8月末に1960mあたりでは球果がついていた。来年はもっと早く行こう。