2021年3月20日
ゴジュウカラとキセキレイのさえずりが聞こえる。庭木のイチイの下に、種子の食べ跡が多数あった。ここから飛び立つシメを何度か見ているので、シメが食べたものだろう。
薪小屋に積んであるオニグルミを倉庫の棚に運んだ。薪を割るより、運んで積むほうが時間がかかる。直径2センチほどの細い枝もたくさんある。こんなに細い枝を処理する時間があるのなら、太いものをより多く扱ったほうが良いと、ずっと思っていた。けれども、窯の温度が200度を切ったときには、細い枝のほうが火がつきやすく、瞬間的な温度は高い。だから、細い枝も必要なのだ。太い薪は火持ちがよく、高い温度を維持してくれる。真冬には欠かせない。薪ストーブを使い始める時期と終盤には、細い枝のほうが温度調整がしやすい。薪焚きシーズンの終盤に差し掛かり、細枝の重要性がわかった。太い薪も細い枝も両方いるのだ。