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山に入るときの解像度

2021年12月12日

T川でAOSG探し。今年の4月に見かけた場所に行く。350mほど川沿いに歩くがいない。ちょっと勾配がありすぎる気がする。春にいたのは、移動中の個体だったのだろうか。イタチの痕跡もない。ここは有刺植物が多くて歩きにくい。帰りは右岸の歩道を行く。気持ちの良い渓畔林。センサスコースにしたいところだ。

午後、S沢に入る。堰堤の先にかけた中型の巣箱は、誰も使っていないようだ。けっこう古い、クロスズメバチの巣が掘り返された痕がある。ここでもAOSGはいなかった。ムラサキシキブとトチノキの実を見る。左岸を下ることに。ヤマドリが音を立てて飛び立つ。アオバトとトラツグミがいた。最近は全然、こんな山の鳥を見るような動きをしていなかった。山には入っていても、こういう解像度で久しく接していなかったことに気づく。