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庭のゴヨウマツ

2023年4月20日

庭にコムクドリが来た。今週はクロツグミとサンショウクイを確認。来週からはコウモリ類の観察を始めよう。

庭木のゴヨウマツの下に実生や稚樹が1本もないことがずっと不思議だった。稔性がないのか、いやそんなことはないだろう。ということで発芽実験をした。2021年11月1日に種子を採集し、プランターに50粒播種した。2022年5月3日ごろから発芽し、2022年末には5個の実生があった。発芽遅延があるだるからもう少し見る必要があるけれど、浮沈試験をしていないので10%の発芽率ならまずまず。庭木のゴヨウマツの種子には稔性はあった。実生がないのは、捕食圧が原因だろうか。アカネズミとシメが地上に落ちたゴヨウマツの種子を食べることは確認している。もし、この両種によって種子がほぼすべて食べられているとしたら、自然落下による更新は難しそう。