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旗と環

2014年1月2日

三重県Tの砂浜で水鳥を見る。晴れ、気温10度。畑にケリが1羽いた。海上では、ウミアイサとホオジロガモが浮いている。さらに遠くを見ると、スズガモと思われる群れがいるのだけど、距離があって双眼鏡では如何ともしがたい。

波打ち際でハマシギとミユビシギがちょこまかと採食している。水際から砂浜に寄ったところにはシロチドリ。ハマシギはざっと200羽、ミユビシギは50羽くらい。すべての個体の足を観察し、フラッグがついていないかと目を凝らす。すると、2羽のハマシギに色の違うフラッグがついていた。インターネットで調べると、日本で標識されたものと、アラスカで標識されたものらしい。標識個体を探すのも、水鳥の野外観察の楽しみだ。見つけたら、山階鳥類研究所にメールをしよう。

その先では、セグロカモメとユリカモメの群れが砂浜で休んでいた。これらも足を確認したが、足環はついていなかった。ハシボソガラスが砂にオニグルミの実を埋めるような仕草をしたので見に行くと、オニグルミの実のような色の石だった。この石は彼のオモチャだろうか。ウミネコとミヤコドリはいなかった。