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シロモジの葉

2014年9月5・7日

徳島県上勝町にある高丸山を歩く機会をいただいた。ヒガラとソウシチョウのさえずりが聞こえる。見慣れない葉があった。ちぎって香りをかぐ。シロモジだ。野生のものを初めて見る。タンナサワフタギが生えていた。

ほどなくして、ブナのある場所に。ヤマガラとゴジュウカラの声が聞こえる。一番大きそうなブナで、胸高直径から樹齢を推定する式を使って調べると樹齢は200年ほどだった。ヒメシャラの樹皮をなでる。この地でもシカの食害が目立った。

夜、山からの道を温泉まで下ってくると、クツワムシがたくさん鳴いていた。雨の降るなか、道路をニホンヒキガエル、カジカガエル、ヤマアカガエル? が横切る。ニホンヒキガエルは初めて見るが、アズマヒキガエルとの違いがわからない。ハヤシノウマオイとハタケノウマオイがほとんど同所的にいるようだった。

亜種シコクヤマドリと亜種シコクコゲラは見られなかったけれど、シコクブシ(トリカブトの仲間)とシコクママコナの花は観察できた。また、晚茶を飲みに行きたい。