季節を踏んで進む道 Published 2024年4月24日 2014年9月9日 富士山の山地帯で鳥類の調査。晴れ、気温15度。さすがに鳥のさえずりは少なく、花も少ない。1合目にホシガラスが出現。貯食の時期だ。カツラの葉の甘い香りが嬉しい。ヤブサメが地面を歩く。リスの鋭い声。カエデ類が色づき始めた。 登山道に人の気配がなく、静かでいい。一箇所、ダケカンバの葉は黄色くなって落ちているところがあった。折り重なる葉。移ろう季節を踏みながらこの道を進む。木の実りはまだ先のよう。木々に目をやり、足元を見据え、先のことを考える時間。 Tweet Categories:日記 Previous Post シロモジの葉 Next Post 冠雪