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霧の山

2014年9月17日

山梨県の日向山に行ってきた。くもり、気温16度。山を歩きやすい時季になった。登山道のあちこちに白い岩が露出していて、好きな感じの地質。コアジサイが多い。先月末はあったヤマジノホトトギスとナガバノコウヤボウキの花は終わっていた。オクモミジハグサやミヤマカラマツ、白いキク類の花を見ながら登る。秋ですね。

カラマツの林になったところで、オオツリバナの実が地上で大量に食べられている。リスかな? 野ネズミかな? 太いブナが点在する。ミヤコザサの先端が、おそらくシカに食べられている。ヤマガラとヒガラの声。

ハナイカリは見頃。サクラソウ属の花が咲いていたのだけど、普通、この時期でも見られるのかな。チッチゼミが鳴いている。山頂付近は霧が濃くて展望はよくない。時折、麓の稲穂が見えた。

帰り道はコマドリの幼鳥が少し遊んでくれた。オヤマボクチのつぼみを触って痛さを確かめる。駐車場まで降りてくるとメボソムシクイがさえずっていた。移動中だろうか。オス2羽を含むヤマドリの“群れ”を見た。