Skip to content

温かな色

2014年12月28日

三重県南部で鳥類調査。晴れ、朝の気温は3度。雪や霜柱はない。ツグミとメジロがハゼノキの実を食べている。「私が見た、鳥の食べた実リスト」が更新されていくのが嬉しい。キジバトとヒヨドリも来ていたけれど、食べるところは見られなかった。ミサゴがボラ(?)を落としたので、トビとカラス類が騒ぐ。

上空からイワツバメの声がした。農道にはツグミ、キジバト、メジロの羽が散乱しており、誰かに捕食されたようだ。河川敷にタヌキのフレッシュな溜めフン。草地を縫う細い道は、タヌキの通り道か。林内ではマンリョウの実が目立つ。林縁部では今年もクチナシの実を見た。

今期もムジセッカの声はしない。代わりに、オオセッカを確認できたのでよかった。夕方、20羽ほどのタヒバリがアシ原に降りてくる。今回は1日で37種の鳥類を観察した。コミミズクを探す時間はなかった。