2014年12月29日
三重県北部の砂浜を歩く。晴れ、気温9度。シギチとカモメ類の観察が目的。波打ち際にはミユビシギとシロチドリがパラパラいる。ハマシギは1羽だけ。どれも色足環やフラッグなどはついていない。ユリカモメとセグロカモメはかなりの数がいた。すべての個体の足を確認するが、残念ながら標識はされていない。ユリカモメとセグロカモメの群れのなかに、2羽のカモメがいた。
沖に目をやると、ホオジロガモが浮いていた。その近くに、ビロードキンクロが4羽。ここで水鳥を見るようになって今年で8年目になるが、ビロードキンクロは初めて。潜水して採食をしている。目の前をウミアイサが2羽通過して行く。2009年ごろはよくいたミヤコドリは移動してしまったようだ。
普段は山で鳥を見ることが多いのだけど、たまにはこうして海辺の鳥に触れるようにしている。いろんな環境の鳥類群集に関心があるのと、それぞれの場所の特徴を把握するために。彼らの持つ空気感を知るには、直接観察が欠かせない。
http://i1242.photobucket.com/albums/gg523/Nishi0721/shirotimure_zpsfb871f37.jpg
シロチドリの群れ