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北の地で見た鳥の所感

2015年2月14日

北海道に行くのは初めて。札幌市の市街地で鳥を見る。ちょっとした緑地でヒヨドリ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメを見る。これらの種が冬の北海道にいることは、図鑑に書いてあるから知っていた。でも、自分で確認しないと現実味がない。借り物の人生ではないのだから、引用ではいけない。コガラまたはハシブトガラを観察するものの、距離があって同定できなかった。

亜種シロハラゴジュウカラを発見。市街地にゴジュウカラがいるのは嬉しい。特段、本州の亜種よりも腹が白いとは思えなかった。鳴き声は少し違っていて、北海道の亜種のほうが低い気がする。コゲラとツグミも確認。葉のない木にハシブトガラスのねぐらがあった。

本州中部にくらべて雪の量は多いし寒い。でも、同じような鳥や人の営みがあった。ここにも相変わらずの生活がある。車窓から見えた山も、大きく異なっているわけではない。「はじまり」を見るには、もっと北に行かないとダメだと思った。なぜ、それに関心があるのかはよくわからないが、見ることと並行して、それを探る・深める価値はあるだろうな。

 

ハシブトガラスのねぐら