2015年2月11日
2月9日は七十二候のひとつ、「黄鶯睍睆」だった。ウグイスの初鳴きが聞こえてくるころという意味らしい。温暖な地域では2月上旬でもウグイスのさえずりが聞かれるだろうが、甲信地方では普通2月下旬以降だ。が、天気がよくて気温も上がってきたので千曲川の河川敷に出掛けた。晴れ、気温6度。
千曲川の流れの速いところでコガモが採食をしている。もちろん流されるが、一定距離流れるとまた上流に飛び、ふたたび流されることを繰り返している。カワアイサとマガモが上流に向かう。飯綱山が見えた。
シジュウカラとセグロセキレイのさえずりが聞こえる。ウグイスも出現するが、地鳴きばかり。ハリエンジュの疎林からエナガの声。巣材を運んでいるかもしれないと姿を探すが手ぶらだ。ハシボソガラスも枝運びはまだ見られない。ネコヤナギ(と思われる)の花序が銀色で美事。
川沿いを歩いても、カワガラスがいないから寂しい。オオジュリンを2羽確認。河川敷にミソサザイがいた。街中のムクドリはつがいと思われる2羽で行動をしている。繁殖期までもう少し。再来週にはウグイスのさえずりが聞けるかな。近くを飛んだノスリの虹彩は黄色かった。
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ノスリ