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春は忙しい

2015年3月24日

山梨県都留市Kで水鳥の記録を取る。快晴、気温6度。ジュウニヒトエとショカツサイの花が咲いている。空ではイワツバメとツバメ、ウグイスのさえずり。山道をテングチョウが飛ぶ。コジュケイのさえずりは、人里の情景に季節感を与える。冬から春への移行は、劇的な変化だ。空に地に目をやりつつ、取り残されないように歩もう。

市内のTへ移動。晴れ、気温8度。天気は良いけれど風は冷たい。水掛菜とウメの花が青空に映える。農耕地にはまだタヒバリがいた。小屋の前の池で、ヤマアカガエルの卵塊を5個発見。2cmほどのオタマジャクシもいるから、産卵は3月上旬だろうか。別の場所ではアズマヒキガエルの卵塊もあった。

アブラチャンとダンコウバイ、タチツボスミレの花が咲いている。ミヤマセセリ、ビロードツリアブ、モンシロチョウが飛び、キセキレイのさえずりが聞こえる。ベニシジミとヤマトスジグロシロチョウを1頭ずつ確認。カワガラスは90分観察して、2回しか姿が見られなかった。行動から、抱卵中のようだ。

 

キセキレイ(オス)