2012年6月30日
富士山北麓の山地帯の鳥類調査。晴れ、気温14度。一応、繁殖期は今回で終わり。きょうはゴジュウカラが多かった。これまでの結果を見ると、キビタキとウグイスの出現個体数は安定している。キクイタダキとソウシチョウも比較的安定。大型キツツキ類は出たり出なかったり。
ジムグリの幼蛇が登山道をスルスルっと横断していく。かなり派手な模様。オオイタヤメイゲツの葉が日光に照らされてきれい。ヒロハツリバナの実ができはじめている。
山地帯のあとは、林道でノジコの調査。休日で車が多い。スズタケの花が咲いていたけれど、このあと枯れるのだろうか。あれはモウソウチクだけ?
生きものを自分の目で見たい、見つけたいと思うのは、自身の経験から物事を知りたいから。ある種の生態や分布を、見て知りたい。文献や人から教えられたことを自分の目で確認しないと、本当の意味で理解したとは言えないのかもしれない。見たからといって、わかるものばかりではないけど。見たいと強く思うことが大事なのと同じくらい、見られなくてもいいと思えることも大切だったりする。心のありようとして。
http://i1242.photobucket.com/albums/gg523/Nishi0721/gojuukara.jpg
枯れ木に止まったゴジュウカラ