2015年11月6日
5年ぶりに北八ヶ岳へ。3時間ほどコケを見て、マツ属を探すトレッキング。大きな石のところで、ハイタカが眼下を滑翔して行った。鳥の声の少ない、人もまばらな静かな道を辿る。富士山にはない、ガンコウランが実をつけていた。
比較的標高の低い場所にあるハイマツを見て、チョウセンゴヨウの葉の長さと種子の大きさに感心する。ゴヨウマツをたくさん見たかったのだけど、数個体しか探せなかった。ハイマツ、ゴヨウマツ、チョウセンゴヨウがまとまって生えている珍しい場所だ。ハイマツとゴヨウマツは交雑するらしい(浸透性交雑)。こうした針葉樹の種子の多くは、ホシガラスによって散布されるのだろうな。下の写真、左側がチョウセンゴヨウで右側はゴヨウマツ。
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