2015年11月3日
大町山岳博物館に毛鉤の展示があるらしいので見に行く。雲があって北アルプスの山々はよく見えない。この博物館には過去に2度来ているが、そのときは毛鉤に反応しなかった。今年からふたたび渓流釣り(テンカラ)を始めたため、関わることになった世界だ。
毛鉤の展示は1階にあった。50年以上前の職漁師が使っていたものだろう。それも、おもにイワナを釣っていたという。解説には「雄鶏」の羽を巻いていると書かれていた。簡素な作りで、テールが目立つ。
テンカラ(毛鉤釣り)は各地でおこなわれているが、そのときに使われる毛鉤の種類はじつに多様である。釣りかたもまた、地域や人によって違っていると思う。こうした世界のことも記録していきたいし、いろんな毛鉤を使って釣りをしてみたい。そうそう、毛鉤を巻いていて気づいたことのひとつ。ヤマドリの初列風切は9枚しかないのかな?
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