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薄い氷の上を進む

2016年1月10日

東信に出掛けた。晴れ。浅間山とその噴煙がよく見える。今シーズンは雪が少なく、まだ目的を達成できていない。

貯水池で水鳥を見るが、晩秋に来たときよりも種類数は少なかった。エナガの群れが落葉した木々の隙間を移動する。モズが飛翔すると警戒声を出すものの、あまり緊張感はなかった。

開けた場所で大きな鳥を見る楽しさと、林で見え隠れする小鳥の姿を求める楽しさ。異種間、あるいは種間の個体同士の行動からそれぞれの社会を垣間見たとき、個体と行動の関係について早くも何かを知った手応えを得る。でもそれは、今後の観察でじっくり検討すべき属性のものだ。