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季節を摘む

2016年2月3日

季節物を追う日々のなかで、何かのついでに垣間見る、あるいは偶然触れるもの。見たいものはたくさんあり、でも時間は限られているから、そのときに触れられる世界には真剣に向き合わないといけない。

山梨県都留市、晴れ。調査の下見といくつかの確認のために冬の里山を歩いた。繁殖徴候はカワガラスのチェーシングとセグロセキレイのディスプレイぐらいで、モズはまだ。季節感のないホオジロのさえずりを聞きながら雑木林の斜面を登る。池ではヤマアカガエルの卵塊がないことを確認。

クイナとの出会いに気をよくして、農耕地をまわることに。水掛菜の畑にタヒバリが多い。さすがにチョウは飛んでいない。もう少しすると、春の兆しが見られるだろう。