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足跡の証拠

2016年2月2日

長野県諏訪市、晴れ。木の枝葉についた雨氷が太陽の光を反射して輝いている。そこに、舞ってきた雪がつき、いかにも寒そうで明るい景観を創出する。

傾斜の急な斜面に、ノウサギの足跡が点々と残っていた。雪があるおかげで、彼らの通った道が痕跡として明瞭に見えるのが楽しい。ここでは立ち止まり、ある場所では駆けて行く。道には、何か規則性があるのだろうか。テンやキツネの足跡がそこに交差する。

コゲラがツタウルシの実を飲み込む。ズミの実をツグミが食べる。近くの木では、カワラヒワ(亜種オオカワラヒワ)がズミの実をつつく。もうすぐ立春だけど、風はまだまだ冷たい。

 

立ち止まったノウサギの足跡